講義概要

人間総合学科 2017年度入学生用

新潟青陵大学

学科・学年 人間総合学科1年、人間総合学科2年
講義番号 0036 教科名 生物(生命の謎)
単位数 2 必・選 選択 開講時期 前期 担当者 木村 一雅
DP(ディプロマ・ポリシー)
との関連
「 【知識・理解】◎ 【技能・表現】 【態度・姿勢】○ 【汎用的能力】○ 」
授業の概要
(教育目標を含む)
1.生物は自己を複製(子供を作り)し、次の世代に命をつなげる。約46億年前に地球が誕生し、海が生まれ、海の中で原子生命体
が発生した。人類の祖先は700万年前に誕生し、私たちホモサピエンスはおよそ20万年前にアフリカで生まれたと考えられている。
2.生物学は命について学ぶ学問でもある。体の中でも営まれている、生命の維持の巧みなシステムについて学び、理解する。
3.ヒトが生きる上で欠かすことのできない食物がどのようなシステムでエネルギーや体を作るのか理解する。
4.私たちが生きる地球環境の維持について、人間の活動が生態系に与えている影響について学び、果たすべき役割を理解する。
学生の学習
(行動)目標
1.講義は教科書にそって進めるられるので、教科書を購入し講義予定の該当箇所を予習する。
2.講義のつど配布されるワークシートを、教科書や参考資料を用いて学習し完成させる。原則として次週の講義の際に提出する。
3.生物の基本的な要素である、細胞、遺伝子、代謝と成長、受精のしくみ、生態系と地球環境の維持などの基礎を学び、生命につ
いて理解する力の習得を目標とする。
授業計画(シラバス)
内容 キーワード 準備学習(予習・復習)の内容と分量 準備学習に要する時間
1回 生物学で何を学ぶか、種の概念、生物を支配する物理の法則 生物、無生物、種の概念 生物と無生物、種の概念について理解する。
教科書の該当箇所を読んでくること。
4
2回 細胞の構造と小器官のはたらき(1章) 植物と動物の細胞の構造、核、染色体、DNAの
構造
植物と動物の細胞の構造、核、染色体、遺伝子の構造について理解する。
教科書の該当箇所を読んでくること。
4
3回 細胞と個体、原核細胞と真核細胞(2章) 細胞共生進化説、ミトコンドリア、葉緑体 細胞はどのように進化したのか、細胞の中にあるミトコンドリア、葉緑
体が多細胞生物への進化の足がかりになったことの意味を理解する。
4
4回 生命を維持する体のはたらき:代謝と成長、からだを構成する成分、タンパク質・
脂肪・炭水化物の構造、酵素の役割(3章)
代謝、同化、異化、アミノ酸、脂肪酸、糖質、
酵素
生命を維持する体のはたらき、体をつくっている成分の働きと役割につ
いて理解する。
4
5回 呼吸、エネルギーとATP、光合成、情報(外界からの刺激)の伝達、興奮の伝わる
仕組み
エネルギー、ATP、光合成、視細胞、中枢神
経、ニューロン、ホルモンの働き
生命活動がどのように行われているかを理解する。
教科書の該当箇所を読んでくること。
4
6回 情報の伝達:脳の働き、免疫、体液性免疫、細胞性免疫、血液型(4章) シナプス、言語中枢、マクロファージ、T細
胞、B細胞、ウイルス、ABO式、Rh式
脳の働き、血液の役割を理解する。
教科書の該当箇所を読んでくること。
4
7回 免疫、抗原抗体反応、アレルギー(5章) 抗原、抗体、免疫グロブリンの構造、アレル
ギー、無性生殖、有性生殖
病気から体を守る免疫システムについて理解する。
教科書の該当箇所を読んでくること。
4
8回 性と生殖:受精の仕組み、減数分裂、発生のしくみ、前成説、後成説(6章) 無性生殖、有性生殖、ヒトのX染色体・Y染色
体、遺伝子による設計図
生命の誕生、受精の仕組みについて理解する。
教科書の該当箇所を読んでくること。
4
9回 クローン生物、からだの器官のつながり、遺伝と遺伝暗号の解読(7章) 消化管、循環器系、排出系、メンデルの法則、
染色体、遺伝子、ES細胞
体をつくっている器官の役割、DNAの遺伝暗号について理解する。
教科書の該当箇所を読んでくること。
4
10回 寿命、不老不死、伴性遺伝、遺伝子と酵素、遺伝子の構造(8章) 遺伝子による形質支配、DNAの二重らせん構
造、遺伝情報、遺伝暗号
遺伝子がもっている種々の役割、伴性遺伝の理論について理解する。
教科書の該当箇所を読んでくること。
4
11回 突然変異、遺伝子組み換え、植物と動物(9章) 変異原、発がん、DNA導入、バイオハザード、
ゲノム、植物霊魂、動物霊魂
突然変異、遺伝子組み換えの考え方、植物と動物の概念について理解す
る。教科書の該当箇所を読んでくること。
4
12回 植物と動物の細胞の違い、植物の生き方、地球生物圏と人工生態系(10章) 種子、植物の季節情報、裸子植物、被子植物、
食料の確保、生物群集の役割
植物と動物の細胞分裂の違い、植物の生命活動、地球の生物圏は人工的
に再現できないことを理解する。教科書の該当箇所を読んでくること。
4
13回 エネルギーの確保、生物群集、生態系の破壊(11章) 食物連鎖、生物濃縮、環境ホルモン、温暖化、
オゾンホール、酸性雨
エネルギーの確保、地球上の生物群集、生態系の成り立ちと破壊による
問題点を理解する。教科書の該当箇所を読んでくること。
4
14回 生命の起源、生物の多様性(12章) 2界説、5界説、自然発生説、化学進化説、有
機物の濃縮、RNAワールド説
生命の起源、生物の多様性について理解する。
教科書の該当箇所を読んでくること。
4
15回 地球の歴史、植物・動物の進化(まとめ) DNAの遺伝情報の保持、単細胞、多細胞、植
物・動物の出現、生物大絶滅
地球の誕生からの歴史、植物・動物の進化について理解する。
教科書の該当箇所を読んでくること。
4
16回 定期試験   生命の誕生、生物の進化、細胞の構造、遺伝子の働き、生物群集から生
態系の成り立ちなどについて基本的な知識の理解度についてテストする
0
60
成績評価 小テスト 0% 学修成果の
フィードバック
講義の都度、配布するワークシートをn-compass上にアップロードする講義資料を参考に
してて各自完成させ、後日提出する。ワークシートの点検を通じて、学習成果をフィード
バックする。
試験 50%
レポート 25%
学習態度 25% 備考 1.学習態度 25%、ノート作成 25%、テスト 50%で評価する。
2.学習態度は、授業への参加、レポートの内容を点数化して総合
的に評価する。
その他 0%
100%
テキスト 好きになる生物学.第2版.吉田邦久(著).(株)講談社.東京.2012. (2000円)

改訂版 視覚でとらえる「生物図録」のインストールされたiPadを貸し出し使用する。
自宅で学習したい人は、各自電子版(2160円)または冊子版(920円)を購入することを薦める。
テキスト以外の参考書
(番号は、推薦順)
(図書館備付)
1 改訂版 視覚でとらえる「生物図録」 鈴木孝二 監修  数研出版(株) 2012 (920円)
2 からだの中の外界「腸のふしぎ」 上野川修一 ブルーバックス 講談社 2013 (860円)
3 ベーシック生物学 武村政春著 裳華房  2014
4 エッセンシャル キャンベル 生物学 丸善
5 レーニンジャーの生化学 第5版 上・下 (株)廣川書店 2010
履修上の注意事項や
学習上の助言など
1.講義は教科書にそって行うので、購入すること。生物図録も参考資料として購入することを勧める。
2.講義のつど配布するレポート(ワークシート)を、教科書とレジュメを見て完成させ、原則として次週に提出する
3.講義はパワーポイントやビデオ、iPadを使い、目で見て理解しやすいように説明する。
  (生物学の知識を幅広く学び、生物が地球上で生きていけることの意味を考えてみる)

新潟青陵大学

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