講義概要

看護学科 2017年度入学生用

新潟青陵大学

学科・学年 看護学科1年
講義番号 N105 教科名 生化学
単位数 2 必・選 必須 開講時期 後期 担当者 一柳 孝司
DP(ディプロマ・ポリシー)
との関連
「別途N-COMPASS上に示されている「DPとカリキュラムとの対照表」を参照のこと。」
授業の概要
(教育目標を含む)
ヒトの健康は、体内の複雑な機能が相互に働き合うことにより維持されている。生体は細胞という基本構造体のなかで、糖質、脂
質、タンパク質、ビタミンおよび無機質等からそのコアとなる機能が生じ、統合されて組織系や器官系という固有の機能を発揮する
ようになる。これらは更に神経やホルモンによって総合的に調節され、「個体を健全に維持する」一つの目的に統合されている。こ
れらのシステムを物質レベルで学び、バランスを損ねた病態の回復に活かす知識となるよう教授する。
学生の学習
(行動)目標
1.三大栄養素の摂取と生体構成成分への同化(食物、消化、吸収、生体成分)について、系統的に説明できる。
2.生体物質の異化をエネルギー代謝と新しい物質の生成という視点で把握し、論述できる。
3.生体の内部環境の緩衝系に関して、溶媒(水)、溶質(電解質、タンパク粒子)、pH、浸透圧等から論述できる。
4.臓器(肝臓、腎臓、筋、脳・神経、血液等)の構造とはたらきを生理・生化学的に説明できる。
5.疾患(悪性新生物、感染症、炎症、免疫、生活習慣病等)の症状と治療について、生理・生化学的知見を習得している。
6.DNAの構造と遺伝情報発現のしくみを理解する。
授業計画(シラバス)
内容 キーワード 準備学習(予習・復習)の内容と分量 準備学習に要する時間
1回 第1章 生化学を学ぶための基礎知識 原子の構造、酸と塩基、核・細胞小器官・生体
膜の構造と機能
テキスト第1章を読んでくること 0
2回 第2章 糖質 単糖、不斉炭素、異性体、環状構造、還元性と
反応性、二糖、オリゴ糖、多糖類
テキスト第2章を読んでくること
学習課題(1)を復習すること
0
3回 第3章 脂質 中性脂肪、不飽和脂肪酸、必須脂肪酸、リン脂
質、糖脂質、コレステロール、リポタンパク質
テキスト第3章を読んでくること
学習課題(2)を復習すること
0
4回 第4章 タンパク質
第5章 核酸
アミノ酸、ペプチド、一次構造、立体構造、D
NA・RNA、ヌクレオチド、二重らせん構造
テキスト第4〜5章を読んでくること
学習課題(3)を復習すること
0
5回 第6章 水と無機質
第7章 血液と尿
酸塩基平衡、細胞内・外液、浸透圧、血漿、血
球、血漿タンパク質、止血と線溶、血液凝固系
テキスト第6〜7章を読んでくること
学習課題(4)を復習すること
0
6回 第8章 ホルモンと生理活性物質 (1)ホルモンの種類と作用機序 恒常性、ホメオスタシス、内分泌系、受容体、
産生器官、標的器官、水溶性・脂溶性ホルモン
テキスト第8章を読んでくること
学習課題(5)(6)を復習すること
0
7回 第8章 ホルモンと生理活性物質 (2)ホルモン各論、内分泌疾患 ネガティブ・フィードバック、上位・下位ホル
モン、分泌不全、分泌過剰、サイトカイン
テキスト第8章を読んでくること
学習課題(7)を復習すること
0
8回 第9章 代謝のあらまし
第10章 酵素
同化と異化、クエン酸回路、電子伝達系、酵素
の特性、反応阻害、逸脱酵素、アイソザイム
テキスト第9〜10章を読んでくること
学習課題(8)を復習すること
0
9回 第11章 ビタミンと補酵素 脂溶性・水溶性ビタミン、補酵素、ビタミン過
剰症・欠乏症
テキスト第11章を読んでくること
学習課題(9)を復習すること
0
10回 第12章 糖質の代謝 消化酵素、解糖系、ATP産生、糖新生、ペン
トースリン酸回路、グリコーゲン代謝
テキスト第12章を読んでくること
学習課題(10)を復習すること
0
11回 第13章 脂質の代謝 β酸化、ケトン体産生、脂肪酸構造変換、トリ
グリセリド、コレステロール、エイコサノイド
テキスト第13章を読んでくること
学習課題(11)を復習すること
0
12回 第14章 タンパク質代謝 ペプチダーゼ、α-ケト酸、ケト原性・糖原性
アミノ酸、尿素回路、含窒素化合物の合成
テキスト第14章を読んでくること
学習課題(12)を復習すること
0
13回 第15章 核酸代謝
第16章 ポルフィリン代謝
ヌクレオチド、新生・再生経路、プリン体代
謝、尿酸、ヘム、抱合型・非抱合型ビリルビン
テキスト第15〜16章を読んでくること
学習課題(13)を復習すること
0
14回 第18章 遺伝情報 DNA複製、転写、翻訳、遺伝子発現、翻訳後
修飾、細胞内移行、DNA損傷・修復機構
テキスト第18章を読んでくること
学習課題(14)を復習すること
0
15回 第17章 代謝の異常
第19章 先天性代謝異常
骨粗鬆症、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症、
単一遺伝子異常、劣性遺伝、リソソーム病
テキスト第17、19章を読んでくること
学習課題(15)を復習すること
0
16回 定期試験実施   テキストとノートを使って十分復習してくること 0
0
成績評価 小テスト 25% 学修成果の
フィードバック
 
試験 60%
レポート 0%
学習態度 0% 備考 前回授業の理解度を問う小テストを毎回実施する。

その他:各章の授業内容をまとめた学習課題を配布するので、
復習して次回授業時に提出すること
その他 15%
100%
テキスト 書名 系統看護学講座 専門基礎分野 生化学   著者名 三輪一智、中 恵一
出版社 医学書院   出版年 2015年第13版
価格 2,200円+税
テキスト以外の参考書
(番号は、推薦順)
(図書館備付)
1 コアテキスト1 人体の構造と機能 (下正宗 他 医学書院 2010年) 本体3,300円+税
2 健康と病気の仕組みがわかる 解剖生理学 (島田達生 他 西村書店 2008年) 本体4,500円+税
3 病気を理解するための生理学 生化学 (奥田拓道 他 金芳堂 1998年) 本体10,800円+税
履修上の注意事項や
学習上の助言など
補助教材として「生化学ノート」を毎回配布するので、授業中に重要点を書き込んで理解に努めること。
小テストと学習課題は実施後に回答と合わせて再配布する。繰り返し学習することによって、重要点を理解することができる。

新潟青陵大学

講義要項やWebシラバスの記載内容は、登録された受講生の人数や理解度に応じて、授業開始後に変更となる可能性があります。

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