講義概要

看護学科 2017年度入学生用

新潟青陵大学

学科・学年 看護学科1年
講義番号 N107 教科名 感染免疫学
単位数 2 必・選 必須 開講時期 前期 担当者 鈴木 宏
DP(ディプロマ・ポリシー)
との関連
「別途N-COMPASS上に示されている「DPとカリキュラムとの対照表」を参照のこと。」
授業の概要
(教育目標を含む)
多数の病原微生物の性情と病気、さらには免疫機構との因果関係を把握し、今後ますます重要性が増している感染症の基本を学
ぶ。特に、病院・施設では院内感染から死亡にいたる例もあり、病原体、人、それを結ぶ感染経路との関係を熟知することは、看護
の基本となる。その際、患者さんが感染症にかかりやすい背景を知った上で、看護活動が展開できる基本となる知識と、多くの未知
の領域へつながる内容についても教授する。
学生の学習
(行動)目標
授業の到達目標及びテーマ
1.細菌、ウイルス、真菌、原虫の特徴と疾病を説明できる。
2.感染症の感染源や感染経路を理解し、予防処置を判断できる。
3.病原微生物から体を守る免疫の仕組みを理解できる。
4.専門用語を正しく理解し、感染を予防・制御する技術を説明できる。
授業計画(シラバス)
内容 キーワード 準備学習(予習・復習)の内容と分量 準備学習に要する時間
1回 微生物とは(常在細菌叢) 微生物とは、常在細菌叢 微生物について、高校まで学習したことを予習しておく。 4
2回 感染と発症(空気感染、飛沫感染、肺炎、髄膜炎) 感染と発症。空気感染、飛沫感染、肺炎、髄膜
感染と発症の違い、様々な感染経路を予習しておく。また肺炎や髄膜炎
を起こる微生物について予習しておく。
4
3回 免疫とは(骨髄と胸腺のはたらき、液性免疫、細胞性免疫、免疫不全) 免疫、骨髄と胸腺のはたらき、液性免疫、細胞
性免疫、免疫不全
免疫の理解、免疫と関連する疾患とその発生機序を理解する。 4
4回 感染症の予防対策、ワクチン、薬剤耐性微生物(MRSA、薬剤耐性結核、薬剤耐性緑
膿菌
感染症の予防対策、ワクチン、薬剤耐性微生
感染症の予防対策を予習し、ワクチンの種類、薬剤耐性の発生機序、代
表的な細菌を予習しておく。
4
5回 細菌学(1)(グラム陽性菌) グラム陽性菌 グラム染色法とその機序を理解し、グラム陽性菌に分類される細菌と、
それが引き起こす疾患を理解する。
4
6回 細菌学(2)(グラム陰性菌) グラム陰性菌 グラム陰性菌に分類される細菌と、それが引き起こす疾患を理解する。 4
7回 細菌学(3)(その他の細菌) その他の細菌 グラム陽性菌、陰性菌以外のる細菌と、それが引き起こす疾患を理解す
る。
4
8回 ウイルス学(1)(ヘルペスウイルス、パピローマウイルス、パルボウイルス) ヘルペスウイルス、パピローマウイルス、パル
ボウイルス
ヘルペスウイルス、パピローマウイルス、パルボウイルスの性状と、そ
れによって発生する疾患について予習する。
4
9回 ウイルス学(2)(オルソミクソウイルス、パラミクソウイルス、フィロウイル
ス)
オルソミクソウイルス、パラミクソウイルス、
フィロウイルス
オルソミクソウイルス、パラミクソウイルス、フィロウイルスの性状
と、それによって発生する疾患について予習する。
4
10回 ウイルス学(3)(レオウイルス、ピコルナウイルス、コロナウイルス) レオウイルス、ピコルナウイルス、コロナウイ
ルス
レオウイルス、ピコルナウイルス、コロナウイルスの性状と、それに
よって発生する疾患について予習する。
4
11回 ウイルス学(4)(レトロウイルス、肝炎ウイルス、腫瘍ウイルス) レトロウイルス、肝炎ウイルス、腫瘍ウイルス レトロウイルス、肝炎ウイルス、腫瘍ウイルスの性状と、それによって
発生する疾患について予習する。
4
12回 真菌感染症、原虫感染症(日和見感染、菌交代症、マラリア、アメーバ赤痢) 真菌感染症
原虫感染症(マラリア、アメーバ赤痢)
真菌感染症、原虫感染症(マラリア、アメーバ赤痢)の性状と、それに
よって発生する疾患について予習する。
4
13回 新興・再興感染症 (現在脅威となっている新興・再興感染症の出現機序と代表病
原体)
新興・再興感染症 新興・再興感染症の発生背景とこれに含まれる微生物を理解視する。 4
14回 実習:顕微鏡観察など(寒天培地、コロニー観察、グラム染色、光学顕微鏡) 寒天培地、コロニー観察、グラム染色、光学顕
微鏡
光学顕微鏡の構造、扱い方、実際に観察する微生物の変化をどのような
方法(染色法、感染後の裁縫の変化等)を予習する。
4
15回 トピックス(話題になっている感染症を取り上げる)、まとめ トピックス この半年において発生した感染症について調べておく。 4
60
成績評価 小テスト 80% 学修成果の
フィードバック
 
試験 0%
レポート 10%
学習態度 10% 備考 前回の授業の理解度を問う小テストを行う。

3回目から、次の講義の範囲を自習した部分の発表を翌週に行う。
その他 0%
100%
テキスト ビジュアル微生物学、ヌーベルヒロカワ、東京、2012、2000円+税
テキスト以外の参考書
(番号は、推薦順)
(図書館備付)
1 南嶋洋一・吉田真一著 「疾病のなりたちと回復の促進[3]微生物学」医学書院 系統看護学講座専門基礎6 2012
履修上の注意事項や
学習上の助言など
・高度で未知な内容であり、看護の基礎になる。常に新感染症発生に留意。
・講義終了後ノートを作成、整理し、不明な点の解明を図る。
・小テストは、基本的で重要な部分であることを認識し、理解する。
・次の講義の範囲を常に自習することが必要である。

新潟青陵大学

講義要項やWebシラバスの記載内容は、登録された受講生の人数や理解度に応じて、授業開始後に変更となる可能性があります。

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