講義概要

看護学科 2017年度入学生用

新潟青陵大学

学科・学年 看護学科3年、社会福祉学科3年、臨床心理学科3年
講義番号 G110 教科名 化学
単位数 1 必・選 選択 開講時期 後期 担当者 川村 名子
DP(ディプロマ・ポリシー)
との関連
「別途N-COMPASS上に示されている「DPとカリキュラムとの対照表」を参照のこと。」
授業の概要
(教育目標を含む)
化学とは「物質」について追求する学問である。さまざまな物質の構造・性質を原子や分子のレベルで解明したり、化学反応を用いて新しい物質を作り出すことを目的と
する。化学の対象はエネルギー、資源、環境などの物質世界のみならず、生命世界までにおよぶ、守備範囲の広い自然科学である。これからの時代においては、一般の人も
化学の理解が必要である。本講義では、高校で化学を学んで来なかった人、化学が苦手であった人も理解できるように、基礎のレベルから、身近な問題をテーマに講義す
る。後半の4回は私たちの身体を構成する物質(生体高分子)を取り上げ、再生医療につながる遺伝子操作や発生工学に触れ、生命科学への考えを深めてほしい。
学生の学習
(行動)目標
1.物質の成り立ちを理解する。
2.物質の反応、状態の変化を理解する。
3.モル(物質量)がわかり、化学計算ができるようになる。
4.エネルギー・環境など身の回りの現象を化学的に説明できるようにする。
5. 生体高分子(核酸やたんぱく質)の働きや、生命体を操作する技術について理解を深める。
授業計画(シラバス)
内容 キーワード 準備学習(予習・復習)の内容と分量 準備学習に要する時間
1回 物質の成り立ち I   物質の創生(宇宙の歴史) 原子、分子、イオン 配布資料に基づきノートを整理し、復習する。
質問点は次回の授業時に配る小レポート用紙に記入する。
3
2回 物質の成り立ち II  原子の構造 原子核とエネルギー、電子と軌道と電子雲 配布資料に基づきノートを整理し、復習する。
質問点は次回の授業時に配る小レポート用紙に記入する。
3
3回 物質の成り立ち III  分子と結合 イオン結合、共有結合、分子の形、極性、
水素結合、分子間力
配布資料に基づきノートを整理し、復習する。
質問点は次回の授業時に配る小レポート用紙に記入する。
3
4回 酸と塩基  水素イオンが移動する反応 定義の歴史(アレニウス、ブレンステッ
ド)、pH、中和、平衡
配布資料に基づきノートを整理し、復習する。
質問点は次回の授業時に配る小レポート用紙に記入する。
3
5回 酸化と還元 I  電子が移動する反応 酸化還元反応、酸化数、イオン化傾向 配布資料に基づきノートを整理し、復習する。
質問点は次回の授業時に配る小レポート用紙に記入する。
3
6回 酸化と還元 II エネルギーを作り出す反応 燃焼反応、化学電池、燃料電池 配布資料に基づきノートを整理し、復習する。
質問点は次回の授業時に配る小レポート用紙に記入する。
3
7回 熱とエネルギー  エネルギーの形態や化学反応の進む方向 位置エネルギー、運動エネルギー、吸熱反応、
発熱反応、酵素反応のしくみ
配布資料に基づきノートを整理し、復習する。
質問点は次回の授業時に配る小レポート用紙に記入する。
3
8回 物質の三態   三態の変化(気体ー液体ー固体)を理解する
        天気図から基礎代謝量まで
圧力と温度、気圧(パスカルとmmHg)
モル(物質量)
配布資料に基づきノートを整理し、復習する。
質問点は次回の授業時に配る小レポート用紙に記入する。
3
9回 有機化学の世界を垣間見る I   有機化合物の基本構造は炭素と水素の共有結合
である。
二重結合、三重結合、構造異性体、光学異性体 配布資料に基づきノートを整理し、復習する。
質問点は次回の授業時に配る小レポート用紙に記入する。
3
10回 有機化学の世界を垣間見る II 有機化合物の官能基と化学物質受容体 官能基、味覚、嗅覚 配布資料に基づきノートを整理し、復習する。
質問点は次回の授業時に配る小レポート用紙に記入する。
3
11回 生命体の化学 I 生命の設計図を解き明かす ゲノム、遺伝子、遺伝子コード 配布資料に基づきノートを整理し、復習する。
質問点は次回の授業時に配る小レポート用紙に記入する。
3
12回 生命体の化学 II 環境と遺伝ー双子の似ているところ、似ていないところ エピゲノム、DNAメチル化、ヒストンコード 配布資料に基づきノートを整理し、復習する。
質問点は次回の授業時に配る小レポート用紙に記入する。
3
13回 生命体の化学 III 発生工学分野から、遺伝子操作・胚操作を取り上げる クローン胚、ES細胞、iPS細胞 配布資料に基づきノートを整理し、復習する。
質問点は次回の授業時に配る小レポート用紙に記入する。
3
14回 生命体の化学 IV 神経化学分野から、情報を伝える分子を取り上げる 神経伝達物質、脳の発達 配布資料に基づきノートを整理し、復習する。
質問点は次回の授業時に配る小レポート用紙に記入する。
3
15回 まとめと補足   配布資料やノートを使って復習してくること。 3
45
成績評価 小テスト 60% 学修成果の
フィードバック
小テストの答え合わせは次回の授業でおこなう。
小レポートでの質問状は次回の授業で触れるようにする。
試験 0%
レポート 30%
学習態度 10% 備考 毎回、授業の理解度を問う小テストを行う。
授業中の質問や発現など積極的に授業にかかわる姿勢を学習態度として評価する。
レポート課題は、世の中の問題について、「あなたならどう解決するか?」講義の内容をふまえて自分の意見をまと
める。
その他 0%
100%
テキスト 不要。
毎回、資料を配布する。
テキスト以外の参考書
(番号は、推薦順)
(図書館備付)
1 ゼロから始める化学 丸善 立屋敷哲著 (2008/10/8) 978-4621-08016-0 2,376円
2 化学のカラクリがよくわかるイオンと元素 ニュートンプレス (2011/4/27) 978-4315519037  1,696円
3 ヌカカの結婚/テロメアの帽子/カルシノの贈り物 森川幸人著 (デジタル絵本、Kindle版、iPhone/iPad対応あり)
4 The elements in Japan 元素図鑑 セオドア・グレイ著 (デジタル書籍、iphone/iPad対応)
履修上の注意事項や
学習上の助言など
日ごろ疑問に思う事、講義で印象に残った話、意外性を感じた話などを整理して、レポート作成時に活用する。

新潟青陵大学

講義要項やWebシラバスの記載内容は、登録された受講生の人数や理解度に応じて、授業開始後に変更となる可能性があります。

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