講義概要

看護学科 2015年度入学生用

新潟青陵大学

学科・学年 看護学科2年、看護学科3年、看護学科4年、福祉心理学科2年、福祉心理学科3年、福祉心理学科4年
講義番号 118 教科名 生活科学
単位数 2 必・選 選択 開講時期 前期 担当者 西沢 信
授業の概要
(教育目標を含む)
私たちは、さまざまな"物質"に囲まれて生活している。それが天然の"物質"であれ、人工的に作られた"物質"であれ、いったい毎日
どれほどの種類の"物質"と接しているであろうか。このような"物質"について講義をしつつ、われわれ人類や生物が生存し、生
活する上で必須の"水"という"物質"の、不思議な性質のいくつかを映像や小実験を通して講義する。
また毎日、目にしたり、使用・利用している衣料品、寝装品、インテリア用品などの素材となる"物質"やプラスティックなどを巨視
的、微視的に見ることにより、身近な"物質"に対して正しい認識を持ち、日々の生活にも生かせるようにする。
学生の学習
(行動)目標
1.地球上に存在するすべてのものは110種ぐらいの元素からできる物質である。このような物質の基礎を理解する
2.このような物質の中でも日常の生活に欠かせない衣料品、寝装品、インテリア用品、産業用品の素材である繊維やプラスティック
の性質(利点、欠点等)、用途、正しい使用法・利用法を理解する。
3.物質の中でも最も身近で、生命にとって不可欠な水について、その不思議さの一部を科学の目で理解する。
4.人類がつくりだした物質が環境破壊を引き起こしているが、その物質を理解し、その環境問題の本質を理解して行動する。
授業計画
(シラバス)
内容 キーワード
1回 オリエンテーション 科学(科学、生物、物理)
2回 物質の基礎、物質とは何か
二酸化炭素、オゾン、フロンなどの環境破壊物質とは
原子、分子、化学物質、純物質、混合物、温暖
化、温室効果ガス、オゾン層破壊、紫外線
3回 繊維(衣料用、インテリア用、寝装用、産業用等)やプラスティック(汎用プラス
ティック)を作る合成高分子、生体やでんぷん、綿や麻を構成する天然高分子
天然高分子、合成高分子、有機高分子、無機高
分子、ダイヤモンド
4回 分子のレベルで合成高分子物質を見る。エチレンガスから分子量の大きな高分子
(巨大分子)へ変化。そして固体の繊維や、プラスティック、フィルム製品
ナフサ、エチレン、ポリエチレン(繊維、プラ
スティック、フィルム)、ポリマー
5回 繊維とはなんだろう。繊維の分類、各種繊維の性質-吸湿性、熱的性質等
衣料用繊維、産業を支える繊維、スポーツやインテリア用品と繊維
天然繊維と化学繊維、デニール、ステープル、
フィラメント、親水性・疎水性、耐熱性、比重
6回 特殊な繊維製品のいくつかを提示、さまざまな産業・生活の場で繊維が利用・応用
されていることを知る。
カメレオン繊維、制電性繊維、紙おむつ、消防
服、防弾チョッキ、トイレットペーパーなど
7回 プラスティックとはなにか。プラスティックの定義、プラスティックの働き
種類とSPIマーク。主なプラスティックとその特徴
SPIマーク、熱可塑性、熱硬化性、汎用プラス
ティック、エンジニアリングプラスティック
8回 ラップフィルム(食品保存用)やPETボトルの種類、特徴 保香性、水分保持性、耐熱・耐冷性、結晶性・
非結晶性プラスティック
9回 プラスティックや繊維と環境問題、リサイクル問題について 廃棄物処理、高発熱量、排出ガス、生分解性
プラスティック、環境の3R
10回 小さな分子の水と地球上の起源・存在・分布 低分子、水の惑星、淡水、海水、循環水、岩
漿水、氷河・氷山・氷床、水蒸気
11回 水とは何か。生命にとっての水とは何か
人間と動植物の代謝と水の役割
分子量わずか18の化合物、万物のみなもと
12回 水の不思議-その性質(1)
ミクロな目でみる水
水・氷・水蒸気(水の三態)、水の分子構造
、水素結合
13回 水の不思議-その性質(2)
マクロな目から水の性質
表面張力、熱を逃がしにくい、溶解性、沸
点・氷点など
14回 調理と水、飲料水について
水と油
硬い水、柔らかい水、浸透圧、界面活性剤
15回 水と環境-水の汚染による問題点 生活廃水、河川水の汚濁、BOD、COD DO、富
栄養化、有機物、赤潮、トリハロメタン
16回 定期試験  
成績評価 小テスト 0% 成績評価は試験結果と毎回の講義終了後の小レポートによる。
試験 70%
レポート 30%
学習態度 0%
その他 0%
100%
テキスト 不要。
プリントを配布する。
テキスト以外の参考書
(番号は、推薦順)
(図書館備付)
1 身近な現象の化学 日本化学会編;培風館;1990
2 高分子化合物の見方・考え方;吉弘芳郎・藤谷正一;オーム社;1980
3 生活と化学知識;川本和明・平木照雄;三共出版;1992
4 繊維の実際知識;中村耀;東洋経済新報社
5 プラスティックのはなし;大石不二夫;日本実業出版社;1999
6 環境ホルモンという名の悪魔;ひろたみを;廣済堂出版;1999
7 水とは何か;上平恒;BLUE BACKS;1995
8 水と生活;藤田四三雄;園欽彌;槙書店;2001
9 水の話;伊勢村壽三;培風館;1996
10 水の話・十講[その科学と環境問題];鈴木啓三;科学同人;1997
履修上の注意事項や
学習上の助言など
上記にあげたもの以外にも多くの本があるので読むことを薦める。

新潟青陵大学

講義要項やWebシラバスの記載内容は、登録された受講生の人数や理解度に応じて、授業開始後に変更となる可能性があります。

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