講義概要

看護学科 2015年度入学生用

新潟青陵大学

学科・学年 看護学科2年、看護学科3年、看護学科4年、福祉心理学科2年、福祉心理学科3年、福祉心理学科4年
講義番号 111 教科名 宗教学
単位数 2 必・選 選択 開講時期 後期 担当者 藤本 武
授業の概要
(教育目標を含む)
21世紀の地球社会を展望するとき、最も重要な焦点の一つが宗教である。そこで、本講義においては、宗教の本質を様々な角度か
らとりあげ、宗教への視点を形成することを目的にする。
学生の学習
(行動)目標
この講義では、宗教を宗教的経験について言語化された人類文明的現象として捉える。宗教的経験とは「聖なる存在」という神秘
的で不可思議な存在を中心にして成立する個人的宗教現象である。従って、個人的宗教現象とは、世界人類の発生以来今日に至るま
で、人類の誰しもが経験する異質で異常な「聖なる存在」との出会いの対話、と捉えることができる。この個々的な宗教現象は秘儀
的な内的現象である故に、この秘儀的な内的宗教現象を外的に客観的に身体技法として言語表現したのが宗教である。この講義では
この内的宗教現象の対象である外的な諸々の諸宗教の「聖なる存在」を「神」と総括して、宗教を「神との対話について身体技法と
して語ること」と定義する。
授業計画
(シラバス)
内容 キーワード
1回 初めの宗教論「宗教観と世界観」 宗教と世界
2回 宗教と倫理と道徳との関連 宗教の独自性
3回 宗教以前の「聖と俗」 聖とは
4回 西洋近代キリスト教文明における「宗教の本質」 近代の宗教論
5回 宗教学者ルドルフ・オットーの「ヌミノーゼ」 神聖性
6回 宗教的聖域論 T 日本宗教の聖域「伊勢神宮」の場合 日本神道の特性
7回 宗教的聖域論 U 自然宗教の聖域「天の橋立」の場合 自然宗教の特性
8回 近代民主主義時代の実在的宗教解釈における独善的教義論 近代の宗教観
9回 ポスト・モダン以降の宗教論の主題 聖なる存在
10回 ポスト・モダン以降の宗教論の主題 人間存在の罪性
11回 宗教的テロ対策としての宗教論 異質の他者
12回 現代宗教思想の比較文明論的総括 T 1945年〜1970年代の宗教
13回 現代宗教思想の比較文明論的総括 U 1980年代〜2000年代の宗教
14回 現代宗教思想の比較文明論的総括 V 2010年代の宗教
15回 現代宗教思想の課題 反知性主義と異質の他者
16回 定期試験  
成績評価 小テスト 0%  
試験 80%
レポート 0%
学習態度 20%
その他 0%
100%
テキスト 各回プリントを配布します。
テキスト以外の参考書
(番号は、推薦順)
(図書館備付)
1 書名:藤本武著『痛みの人間学』 出版社:学術図書青山社 2002年
履修上の注意事項や
学習上の助言など
参考書はその都度紹介します。

新潟青陵大学

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